好成績を維持する生徒たちに共通する特長の2つ目は、文房具の使い方がとてもスマートです。
以前のブログで消しゴムの使い方について触れましたが、好成績の生徒たちは消しゴムをリセットボタンのようには使用しません。つまり、間違っていることに気づいたら即座に消したりしないで、間違いの原因を確認してから消すか消さないかを判断します。基本的に提出するものや代用がきかないもの、小さな修正で済むものだけに消しゴムを使い、それ以外は他のところにやり直すようにします。だから、勉強が終わった後の机に消しゴムのごみはあまり残りません。使っている消しゴムも小さくなって使いづらくなると躊躇なく別の消しゴムと交換します。
鉛筆の場合もそうですが、小さくなって使いづらくなっているのに気に留めないで使い続けるようなことをしないのが、好成績を維持する生徒たちの特長です。
さらに、鉛筆や消しゴムを含めて必要な道具を常に携帯しているところも共通点です。筆入れの中に何が収納されているのかを常に把握していて、道具の忘れ物が少ないのです。当然鉛筆はいつも削ってあります。
また、それぞれの道具を適材適所で使い分けることにも長けています。赤ペンは勉強の必須アイテムですが、何を赤ペンとして使っているかを見てみると成績を伸ばせるかどうかを予測できます。赤い油性マジックペンやオレンジの蛍光マーカーを赤ペンとして使っているような生徒は残念ながら成績を伸ばすことはできないでしょう。
好成績を維持するために、まずは道具の準備から!
